（続き）新しいお友達

はい、じゃあご挨拶してしてみよっか



は・・はじめましてみなさん。タケです。



ちょっと緊張しちゃったかな？みんな仲良くしてね！


ではタケちゃんとの出会いを簡潔に説明いたしますと、ショップにいた子なんですがワケありで’里親様を探しています’とケージの前に書かれていたんですね（その日はたまたま小鳥用品を買いに寄ったのでした）。外見に問題はなさそうなカワイ子ちゃんだったので店員さんにアレコレ尋ねると（いや、質問攻めだろ）、生後約2ヶ月ちょっとくらいになるも、他の子よりはるかに小さい、ひとりだけちいさい、のでいまだにさし餌してるとか（病気はないって）。そんな理由で販売できないので誰かに可愛がって欲しいって。あいやー、頼まれたら断れませんよ（←頼まれてない）代々我が家でお世話しているセキセイインコさんはみんな迷子出身。近所の方が保護してうちに連れて来る「お宅の鳥さんじゃない？」。うちの子ではありませんが飼い主さんが見つからないようだったらお世話しますよって、だいたい飼い主さんは見つからないままお世話させていただいてたんです。去年の暮れ、だいぶ弱ってきた老鳥のセキセイインコのおくさん（という名前だった）、年が越せるかなーと心配で・・でもなんとか大晦日の夜を迎えることが出来たのですが元日の朝に旅立ったんですよね。その時は彼女のご長寿を誉めました、がんばって長生きしてえらかったねって。　　7月に迷子でうちに届けられたセキセイのナナちゃん。飼い主さんが見つかるといいね、とお世話をしてたんですけど、まぁまるこさんがお世話を焼いてナナちゃんのストーカーみたいになってたのでまるこさんとは引き離しておいたんです（閉じ込めじゃないですよ）。そのうちナナちゃん、アレ？と気づいたときには毛引きを始めちゃってて・・・。病院の先生は、飼い主さんが変わるってのはねえ・・この子たちには理解できないことだからね、でも毛引きの理由は限定できないからね、と。自分を反省しつつ思い切ってまるこさんと同時放鳥してみた。最初は逃げ腰だったのに慣れてきたのか約１５ｃｍの間隔を保ちながら上手くやってる、2羽で一緒にアタクシを追いかけてくる、2羽でアタクシに絡んでくる、なんて幸せな日々！・・とある朝落鳥したんです。昨日はまることおやつを取り合いしてまるこに立ち向かってたのに、なんで？緊急入院しましたが助かりませんでした。その夜はずーっとナナを抱いて、あっためてもあたたまらないナナとずーっとお話しました泣いても泣いても足りなくて、ナナにもらった楽しい日々。でもナナには何があげられたかな・・・何度あっても慣れない別れを考えると簡単に受けてはいけないのかもしれませんがアタクシ本気でお世話しているんです。
　ちっとも簡潔ではなかったのでポチッといただけると、おばさん感激です。ありがとうございました。