十姉妹母さん最後の日

昨日の朝、‘十姉妹母さん’が逝ってしまいました。

十姉妹の寿命は５年といいます。もうすでに５年を経過していたのでこんな日が来るかもしれないとは思っていましたが、昨日がその日でした。

十姉妹さんたちは十姉妹母さん、父さんその子供達５羽の家族で病気もしないしよく食べるし仲良しだし、のいい家族でした。水盤の水を替えればどんなに寒い朝でもすぐ水浴び、暗くなれば一斉につぼ巣に入ってこちら側に顔を出して並んでるかわいい子たちです。

昨日の朝、掛けてある布団を取り掃除をしてご飯を出していつものとおりの順番。洗濯物を干しながら目をやると、なんか雰囲気が違う。水浴びの様子が無い、ご飯にがっつかない　　なんだろ？　　近くに寄って観察するとつぼ巣で寝ている母さん・・・・動かない。

それは落鳥と言うより眠ったまま別の世界に飛んでいってしまったような・・・悲しい感じには思えずとっさに‘いままでありがとうね’と言った。十姉妹母さんをそっと手にとって見ると、硬直して足は冷たくなっているけれど一晩つぼ巣で家族と一緒に過ごした、他の鳥のぬくもりが少し残っていた。

自分に都合のいい解釈ですが、老衰だと思っています。生命を全うしたこには‘ありがとう’以外の言葉は思い当たりませんでした。子育て上手な母さんで、孵化から巣立ちまで見せてくれたよね。今まで一緒にいてくれてありがとうね。

十姉妹は人の手によって改良された観賞用の鳥であるため自然界には存在しないそうです。
十姉妹母さん、初めての自由な空はどうですか？


子供といっても・・・もう５年になるので・・・少し切なくなってくるな。